AIの時代に忘れられていくもの…
AIがどんどん開発され、普及していくことで考えることがあります。
先日、ラジオを聴いたときに、スーパーのレジにAIを導入してレジの混雑を予測して人員配置するようになった、タクシーのナビにAIを導入して顧客の集客率がUPしたなどを報道されていた。
今後、AIが普及したら、本当に生活は楽になるだろうか。
AIが普及されると同時にIoTが活用され、情報が大量に溢れることになる。大量の情報はAIによって統計解析され、瞬時に必要な情報を私たちに提供できる時代が来るかもしれない。今までは知りたい情報を本で調べていた時代からインターネットを使う時代、そしてAIを使う時代となる。たしかに、時間はかからなくなり、すぐに知りたい情報を得ることができるだろう。しかし、手間暇かけて調べた情報はそのときに苦労を体験したエピソードが含まれたその人だけの情報になる。
レジが混雑しているから、並んでいる間にレジ付近のものに目がいき、ついつい購入してしまうことや、タクシーで道を間違えて遠回りすることになり、タクシーの兄さんからその代わりにおいしい酒の店を教えてもらうこともなくなっていくと思うと寂しく感じた。